ナンキンハゼの葉 |
「長梅雨の 雨しとしとと 降り続き 葉上の水滴 出来方に差が」
昨夜来の雨の中でナンキンハゼの葉の上に大小多数の雨滴が出来ており、その形には他の樹木の葉と異なり・葉が傾いていても滑り落ち難くなっているように思われます(写真上)。ナンキンハゼの葉の表面を拡大観察すると、主脈・側脈があり・その他は網目状細脈が全面に分布していて毛は生えておらず平面になっています、ただし、その細脈部分の表面には直径0.5㎜ほどの細かな丸い突起が並んでいます。これが盛り上がった水滴を作り・安定させているとも推測されます(写真下)、雨の日は色々な事を考えさせてくれるものです。