コブシの実 |
「六月は 大半の樹に 実が生って 異なる成長 魅せ始める時期」
4月末に花の跡に結実したコブシの集合果は多数の袋を持った長さ3cmほどの細長い緑色の円筒状でした、現在の状況は外見がずいぶん変わって・一つとして同じ形のものがないのも特徴です。直径1.5cmほどに丸く膨らんだ袋果はその中で「たね」を作る作業を進行させています、「たね」を宿して膨らむ袋果の位置に決まりはなくて、集合果の根元であったり・真ん中であったり・先端であったりとまちまちです、写真の集合果は根元から先端近くまでが膨らんで少し湾曲しています。樹木の実はほとんどが同じ形状をしているものですが、コブシは形が豊富でとてもユニークです。