フジの実 |
「藤棚の 緑の天井 陰作り ぶら下がる豆 涼しげに揺れ」
梅雨が明けて急に暑い夏がやってきた感じです、繁った緑の葉が陽を遮り・長くなった豆鞘が風を受けて涼しさを演出している・この千葉市緑化植物園内の藤棚は最高の陰を提供してくれています(写真上)。豆鞘の長さは15㎝ほどになっており、ふんわり膨らんで柳色の短毛に覆われた果皮表面はビロード感覚です(写真下)。そしてここのフジの特徴は果序軸が長くて1m程も垂れ下がっているのがあり、風に揺れる姿が涼しさを呼んでくれます。昨年もこの藤棚はよく利用しましたが、今年の夏の暑さも厳しくなりそうなので、この後も何回か来て暑さ凌ぎをすることでしょう。