シャクナゲの花 |
「葉腋に 丸い花冠が 人目惹く 鴇色の花 虫も集まる」
シャクナゲの花です、千葉市・緑化植物園で1週間前から開花を始め、昨夜を含めて・この間に3回雨に打たれたので、花被片は下を向いていますが、花序にはまだ蕾がありますので、これらが開けば美しく艶やかな半球状の姿になってくれそうです。また、全体は鴇色ですが花被片が裂開した上縁部は赤紫色に縁取られ、より美しく見せているようです(写真上)。花冠の径は5㎝ほど・先端は七裂しており、雄しべ14個と雌しべ1個が並べて、ハナアブたちが花粉を求めて来ています(写真下)。滋賀県・福島県の県花で、以前はハイキングで山へ出掛けた時に見る花あるいはわざわざ見に行く花だったのですが、最近では園芸品種が多数あって街中でも・民家の庭にも見られるようになりました。