ウグイスカグラと仲間の実 |
「緑の実 似たもの同士が 揃い踏み 成熟する時期 楽しみに待つ」
先日、千葉市緑化植物園で見たスイカズラ属のウグイスカグラとその仲間のミヤマウグイスカグラ・ヒョウタングミの実の現在の様子です。ウグイスカグラは3月下旬まで咲いていた花の跡に結実して、現在は長さ1cm弱・最大部径5mmほどの楕円体で・先端に萼が残っています(写真上)。果皮は緑色で光沢があり、成熟する6月には美しい紅赤色になります。ミヤマウグイスカグラの実は大きさ・果皮の色・先端に萼が残るのも同じで、特徴は枝・葉縁に短毛があり・果皮表面の短毛の先端に腺点があることです(写真中)。ヒョウタングミはウグイスカグラの突然変異種だそうで (写真下)、葉腋から伸ばした花柄の先に2個の花が咲き、その子房が合着して出来たもので・この実も6月に紅赤色の瓢箪形になります。