イチョウの冬芽 |
「可愛さが 際立つ冬芽の この姿 探して歩く 冬の醍醐味」
イチョウの樹はすっかり落葉して冬姿になり、複雑に伸ばした枝には夥しい数の小さな冬芽がぎっしりと並んでいます。冬芽は鱗芽で直径3,4mmの半球形で、芽鱗は丁子色を呈して・じっと見ていると枝に座りベレー帽を被った小人のようで、互いに何かを語り合っているようにも感じます。今日の写真の冬芽とその下の葉痕とその中にある2個の丸い維管束痕の組み合わせは、絶妙な位置関係・角度で並んでいて・これまでに見たイチョウの冬芽の中ではもっとも可愛いものに思えます、たまに出会えるこういう機会がある事が冬の楽しみです。