フウセントウワタの花と実 |
「初めての 花と実並ぶ 同じ茎 珍しいので 驚きもあり」
今年1月に千葉・青葉の森公園から北へ少し足を伸ばした道路沿いの民家の塀際に、プランターに植えられたフウセントウワタという樹の実と美しく光る「たね」を見て紹介しました。ガガイモ科で南アフリカ原産の常緑低木で、日本では冬を越せなくて一年草とされていますが、冬芽があるのでここでは木本として扱わせて貰います。偶然、同じ道を通ったら、葉腋から伸びた花柄に散形花序が出来て・乳白色の五弁に副花冠を伴い中央に五角形の柱頭を持つ花が咲いていました(写真上)、雄しべは副花冠に隠れていると推定されます。花はしばらく前から咲いていたようで、その花の跡を受け継いで針状の棘のある直径2cmほどの球形の珍しい実が出来ていて成長中でした(写真下)。