彼岸花 |
「遠目にも 赤が目を惹く ヒガンバナ 風情感じる 秋の楽しみ」
毎年、秋分の日が近付くと忘れずに花茎を伸ばしてくるヒガンバナ、散形花序に輪生状に花を咲かせ・6枚の花弁が直径10cmほどの放射状に拡がります(写真上)。近隣の田畑の畦道や公園にも真っ赤なヒガンバナが群生しており、シロバナヒガンバナ(写真中)やよく似た形の黄色い花(写真下)も加わって秋の風情を十分に楽しませてくれます、関東地方では埼玉県日高市の曼珠沙華公園がとくに有名です。 ヒガンバナは花弁が他の花に比べて独特で、幅5㎜・長さ4cmほどの花弁6~7枚外向きに輪生状に付き、花の時期には30cm高さほどの茎の先端に花があるだけで・葉が同時期にはなく、花が枯れた後に伸びてくるので「葉見ず花見ず」と言われています。