モクゲンジの実 |
「涼し気な 提灯のよう 色も好く 暑い真夏に 涼感を呼ぶ」
モクゲンジは先月初旬には満載にした花で樹全体が黄金色に輝いていましたが、今は早くも花が実に取って代わって・薄緑色の提灯状になって夏に清涼感の演出をしようという気配です(写真上)。三角錐状の実は袋果で高さ3㎝・底辺の長さ2㎝ほど、果皮は薄い葉のようで全体に襞があって浴衣のように涼しげで、色は異なりますけど盆踊りの時に飾る提灯に似た感じで円錐果序にぶら下がっています(写真下)。結実当初の実の状況は判りませんが、今は中が空洞になっていて三角錐の各面の中軸線上に「たね」が1個ずつ付いていて、果皮の裾も離れずにくっ付いていて外界とはまだ通じていません、秋に成熟すると裾は開きます。