ハンゲショウの葉と花 |
「草木たち 移ろう自然に 従うも 人に遅早 云われ迷惑」
今年は草木の進行が早いのですが、ハンゲショウという草が葉を白くし(写真上)・白い花を咲かせ(写真下)ています、例年は7月1,2日に来る半夏生の日に合わせていましたが不思議です。草木にしてみれば光と気温という自然の変化に対応して、葉を繁らせたり・花を咲かせたりするのですから不思議でも何でもないのでしょう。人から考えても今年の気象が異常とは思えないので、やはり不思議に感じます。ところで、半夏生という日は夏至から11日目の七十二侯の一つで・今年の夏至は6月21日ですから、ハンゲショウの日は7月2日になります。昭和30年代前半までは農家が田植えを終えて数日間の休みを取る目安にしていたそうで、この時期に花を咲かせ葉を白くして目立つ草があり・それをハンゲショウと名付けたようです。