シモクレンの花 |
「晴れた朝 赤紫の 花開き サクラの前に 春を呼び寄せ」
千葉・青葉の森公園ではハクモクレン・コブシの白い花が咲き競っている中で、シモクレンの赤紫色の花も存在を誇っています(写真上)。白木蓮に対して紫木蓮と云われるように、鮮やかな赤紫の花が6,7分咲きになっていて、都合よく紫白二色の樹が並んでいる場所があり・対照的な花の姿が味わえました。好天の日曜日で・桜の開花を期待して来園した人も多く、蕾は膨らんできましたが・残念ながらソメイヨシノはまだ見られず、このシモクレンの花を大勢の人が楽しんでおられました。シモクレンの花の構造は花被片が9枚あり、外側3個が咢に・内側6個が花弁に相当し、特徴は花被片の外側は赤紫ですが・内側は白の大胆な2トーンを呈し(写真下)、花被片の中には複数の雌しべの周囲を複数の雄しべが取り囲んでいます。