海上山・千葉寺のイチョウ |
あけましておめでとうございます。
「千年を 過ごした巨樹に 本殿で 歴史の話を 聴かせてほしい」
千葉・青葉の森公園を見て回っている時に鐘の音が聴こえて来たので、10分ほど歩いた処にあるお寺の初詣を兼ねて大銀杏を眺めてきました。約1300年前の和銅2年(709年) 僧・行基により創建されたそうで、坂東三十三観音第二十九番札所・海上山・千葉寺と称されて地元では親しまれ・今日も大勢の人達で賑わっていました(写真上)。そして境内にある大銀杏は戦災も経験しており・樹齢1000年・高さ30m・幹回り8mという立派なもので、どっしりとして枝を張り巡らせた姿は堂々としており・巨樹と呼ぶに相応しい雰囲気を醸しています(写真中)。現在は千葉県の天然記念物に指定されており、長さ1m強・最大部径10㎝強ほどの気根が多数見られることでも人気を集めています(写真下)。