ボタンクサギの冬芽 |
「落葉後 休憩をとる 茎よそに 冬芽静かに 活動続け」
ボタンクサギの冬芽です、頂芽と側芽のそれぞれに副芽を備えていて、色は葡萄色・海老茶色・焦茶色を呈する裸芽です。頂芽は細い枝先に付くので高さは3㎜弱と小さく(写真上)・側芽は高さ6㎜ほどになります(写真下)。同属であるクサギの冬芽とも良く似ていて、頂芽・側芽の大きさも色も同じ傾向です。葉痕の形はU字状またはハート状で・色はコルク質を感じさせる亜麻色、その中に丸い維管束痕が8~10個あり・U字状に並んで盛り上がり目立っています。この時期の頂芽は小さくて主芽・副芽の区別が付きませんが、春近い3月になると・少しずつ伸びて形が変わっていきます。