センダンの実とヒヨドリ |
「成熟を 辛抱強く 待った鳥 時が来て直ぐ 少なくなる実」
二週間前まではセンダンの実がまだ成熟しておらず、これが好物のヒヨドリ・ムクドリ達は見向きもしませんでした(写真上)。3,4日前からは枝のあちこちにある大きな塊の円錐果序に満載され、黄色く・柔らかくなった実を目指してヒヨドリ・ムクドリが沢山集まり騒々しく啄ばみ・残りが少なくなりました。小枝に掴まって・伸び上がったり・横や下方へ体を捩ったり・色んな姿勢をして嘴で咥えた実を、姿勢を元へ直してから嘴を上へ持ち上げては紅みのある口中へ流し込んでいる姿は見飽きないものです(写真中)。「たね」は直径1㎝・5,6稜の突起があり、含水状態では肉桂色を呈しますが・乾燥すると白っぽくなります(写真下)。