ムラサキシキブの実 |
「雨の中 早足で行く 林縁に 紫が待つ 旬の姿で」
冷たい雨の中でムラサキシキブが小さな実を紫色に輝かせています、樹が植栽されている場所を知らないと・この実を見付けるのは容易ではありません。実の色は夏の緑から紅紫色になり・最低気温が15℃以下になる頃に紫色になります、素晴らしく好い色合いです・雨で暗かったので補助光は使っています。
今年は例年に比して実の付き方が少なくて・夏頃から心配していましたが、よくぞ成熟するまで育ってくれたと安堵しています。大きさは直径2~3㎜ほどの球体で、一つの果序に10個ほどの紫色の一塊りとなっています。数は少なくなくても、この美しい実を見るのは秋の楽しみであり・心が和むものです。