ハマゴウの実 |
「背を屈め 立ち並ぶ枝 眺めれば 美味そうな実の 香りも好くて」
ハマゴウは海岸の砂浜に群生しています、千葉・青葉の森公園の生態園には海岸を模した場所があり、この時期はその砂地に植栽されたハマゴウが立ち上げた枝に上の写真のように多数の実を付けています。そして下の写真のように・ふんわりした丸い実の表面には白く小さな粒があり、小豆色の表面に粉砂糖を振りかけたようで美味しそうに見えます。この微粒子の直径は30μmほどで・何のためにあるのかは判りませんが、植物にこのような微粒子を精度よく作り上げる能力があるということに改めて感心させられます。枝や葉や樹皮や花に芳香があり「浜香」とも称されていて、調べて見ると実にも好い香りがありました。