一重のムクゲ花 |
「陽に向い 威勢よく咲く 粋な花 活気をくれる 夏の友達」
ムクゲが一重の花を咲かせています、先月中旬頃から開花を始めて・約2ヵ月間もの花期を誇り、トランペットの音のように勢いが感じられて・暑い夏の応援団のように思っています。一重の花の五弁の色は上の写真で代表される白の他に紅紫色・桃色など多彩で、また、花弁の中心部が赤色になるものが多いようです。よく視ると花弁は透かし模様のある「ゆかた」のようにも見え、繊細な造りで暑い夏に涼感を誘ってくれます。下の写真は合着した雌雄蕊を接写したもので、先端の雌しべの柱頭は五つに分かれ・それぞれが直径1.5㎜ほどの毛玉になっており、雄しべの葯はすでに口を開いて花粉が山盛りになっています。