サネカズラの雄花 |
「外見は 可愛い姿の 花に見せ 好奇心呼ぶ 赤い球体」
千葉市緑化植物園の南側外周の一部にテイカカズラとサネカズラが一緒になった生垣があり、例年8月になるとサネカズラの雄花が咲き始め・10日ほど遅れて雌花が開花します、同じ場所でテイカカズラの今年の二番花もまばらに咲き・一番花の実も同居しています。花径は1.5㎝弱・肉厚で黄白色の花被片に囲まれた中に球状の雄しべ群があり、ネット情報では表面に白く見えるのが葯で・中央の赤い葯隔を挟んで対になる珍しい構造をしています。赤い球状部の表面に薄く境界線が見えるので・端部に片方の葯を付けたタラコ状の雄しべが集まって球体を形成しているようです、雌しべもこれに劣らず面白い構造をしているそうです。