サンゴジュの実 |
「鮮やかな 赤い果柄が 目を惹いて 主役待つ間の 舞台を飾る」
サンゴジュの円錐果序が実の重みで垂れ下がり、花の残骸もなくなり形がすっきりして、薄緑色だった実が黄色・山吹色を経ていよいよ紅みを帯び始めてきたので・間もなく追いつくでしょうが今は果序軸や果柄の鮮やかな赤色が目立っています。実は長さ7㎜・最大部径5㎜ほどの楕円体で、これ以上は大きくならず・色は紅みを増して深紅に変わっていきます。鳥たちが来て実を突いた痕跡がまだ見られないので、実は成熟中のようで先端には花柱と萼が、先日紹介したハナミズキやヤマボウシと同じように何らかの活動をしている様子が窺えます。