シマサルスベリの花 |
「襞のある 白い花弁に 囲まれた 黄色の葯が 爽やかな夏」
千葉青葉の森公園南側の通用口に3本のシマサルスベリの樹があり、一週間ほど前から花を咲かせて入園者を迎えてくれています。枝先に高さ20㎝ほどの円錐花序を伸ばし・小柄な白い花を咲かせ、風に揺られて青空に映えて夏らしさを演出しています。花の構成は、5,6裂した萼から花弁5,6枚・多数の雄しべと雌しべ1本が伸び出していて、サルスベリの花と同じ造りです。花弁の下部は細い糸状・上部は団扇型で襞があり・花径は2㎝弱、雄しべは外側に長めのが5,6本あり葯は紫色・内側にある20本ほどの短めのは黄色の葯を付けており、白い花弁に囲まれた黄色の葯が爽やかな夏を感じさせてくれます。