2016年 12月 20日
キリの冬芽 |
「葉の痕の 上にちょこんと 姿あり 芽を出す春は 目覚ましく伸び」
キリの樹の冬芽には花芽と葉芽の2種類があり、今日の写真は葉芽のほうです。大きな葉痕の上に小さな主芽と副芽が出来ていて、前者が上にあり長径5㎜・短径3㎜ほどの楕円形が枝に埋もれた状態で、判り難いですが芽鱗が8枚あります。偏円形の大きな葉痕のすぐ上にあるのが副芽で、これも枝に埋まっていて・まだ芽鱗も明瞭ではない状態です。こんなに小さな葉芽ですが、春になって一端芽を出すと・その後の展開は大変ダイナミックで葉芽から伸びる梢は一夏で3m高さにもなり・葉も人の顔が隠れるほどの大きさに成長します。花芽は秋の始め頃に枝先に円錐花序が育ち、そこに楕円体の花芽が多数付きます。
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キリの樹の冬芽には花芽と葉芽の2種類があり、今日の写真は葉芽のほうです。大きな葉痕の上に小さな主芽と副芽が出来ていて、前者が上にあり長径5㎜・短径3㎜ほどの楕円形が枝に埋もれた状態で、判り難いですが芽鱗が8枚あります。偏円形の大きな葉痕のすぐ上にあるのが副芽で、これも枝に埋まっていて・まだ芽鱗も明瞭ではない状態です。こんなに小さな葉芽ですが、春になって一端芽を出すと・その後の展開は大変ダイナミックで葉芽から伸びる梢は一夏で3m高さにもなり・葉も人の顔が隠れるほどの大きさに成長します。花芽は秋の始め頃に枝先に円錐花序が育ち、そこに楕円体の花芽が多数付きます。
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by atrees
| 2016-12-20 19:01
| 樹木
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