2016年 02月 04日
鴬宿 |
「鴬宿と 故事に因んだ 梅の樹の はにかむ花に 心が通う」
「梅に鶯」と組み合わせて使う言葉がありますが、今日の写真の「鴬宿」という梅の樹の名称は、平安時代中期の村上天皇に纏わる逸話に因むものと思われます。その内容は、「清涼殿の前の梅が枯れて・代わりを探すように命じれ、都の外れで好い紅梅を見付けたが・その主が持たせた文には「勅なればいともかしこし鶯の宿はと問はばいかが答へむ」(紅梅を献上するようにという帝のご命令ですから、お断り申し上げるのは非常におそれ多いことですが、もしこの紅梅に巣を作った鶯が帰ってきて、私の家はどこへ行ったのかと尋ねたら、どのように答えたらよいのでしょう」とあり・天皇は恐縮された)というものです。
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「梅に鶯」と組み合わせて使う言葉がありますが、今日の写真の「鴬宿」という梅の樹の名称は、平安時代中期の村上天皇に纏わる逸話に因むものと思われます。その内容は、「清涼殿の前の梅が枯れて・代わりを探すように命じれ、都の外れで好い紅梅を見付けたが・その主が持たせた文には「勅なればいともかしこし鶯の宿はと問はばいかが答へむ」(紅梅を献上するようにという帝のご命令ですから、お断り申し上げるのは非常におそれ多いことですが、もしこの紅梅に巣を作った鶯が帰ってきて、私の家はどこへ行ったのかと尋ねたら、どのように答えたらよいのでしょう」とあり・天皇は恐縮された)というものです。
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by atrees
| 2016-02-04 19:23
| 樹木
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