ミズキの花 |
「木の間越し 漏れてくる陽に 照らされて 白く浮く花 その姿好し」
ミズキの花が満開に近くなっており、爽やかな季節には白い花が良く似合うようです。長く伸ばした枝のあちこちに散房花序を上向きに伸ばし、濃い緑の大きな葉の上に白い花の塊りを水平に浮かべて輝やかせています。横から眺めると、斜めに垂れてきた長い枝に濃い緑と白が交互に並んで、木の間越しに時々漏れてくる光が当たると・塊りが白く光って美しい光景を展開します。一つの花の径は1cmほどで、細長く・白い花弁4枚が90度ごとに配され、白く・長い雄しべ4本を元気よく突き出して、花の真ん中には丸い柱頭を持つ雌しべが1本立っており・幾何学模様を楽しめる花でもあります。