2011年 02月 01日
精緻な作り |
「見た目には 焦げ茶の小さな 粒なれど 精緻な作り 施されおり」
この時期のウツギの樹は、枝の先端にベージュ色に枯れた昨年の実の殻を、まだ多数残しています。直径5㎜ほどの椀形の実の中には「たね」も残っており、風に揺すられると飛び出してきます。
「たね」は肉眼では焦げ茶色のただ小さい粒に過ぎませんが、左下画像のような形状で、長さ2㎜弱・最大部幅1㎜弱・厚さ0.5㎜弱という小さなもので、当初は実の中に50~130個ほど入っているそうです(日本植物種子図鑑・東北大学出版会)。
盛り上がった種子部の両側に翼が付いており、表面には長手方向に線条が見られ、飛ぶための精緻な工夫が施されています。
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この時期のウツギの樹は、枝の先端にベージュ色に枯れた昨年の実の殻を、まだ多数残しています。直径5㎜ほどの椀形の実の中には「たね」も残っており、風に揺すられると飛び出してきます。
「たね」は肉眼では焦げ茶色のただ小さい粒に過ぎませんが、左下画像のような形状で、長さ2㎜弱・最大部幅1㎜弱・厚さ0.5㎜弱という小さなもので、当初は実の中に50~130個ほど入っているそうです(日本植物種子図鑑・東北大学出版会)。
盛り上がった種子部の両側に翼が付いており、表面には長手方向に線条が見られ、飛ぶための精緻な工夫が施されています。
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by atrees
| 2011-02-01 19:01
| 樹木
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