2010年 12月 19日
イチョウの樹皮 |
「遠目には 親しみ感じる 樹肌なれど 近寄り見れば 苦楽の跡が」
さすがに12月半ばを過ぎると落葉した樹が多くなりましたので、今日は樹齢三百年ほどの幹回り3mを優に超える大きなイチョウの樹皮に注目しました。始めは普段の通りに深い縦皺のある見慣れた樹肌が目に入ってきましたが、詳しく見ていると縦皺の断面には何層もの組織が重なって・この写真のような荒涼とした部分が見られ、ふとカナダ・アルバータ州バッドランドの光景を思い出しました(09年7月25日紹介)。植物の専門用語を借りると、樹皮とは内部の生きた木質部組織の外側に形成されたコルク層からなり・元々は死んだ組織の集まりでやがて剥がれ落ちてしまう、ということになるそうです。
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さすがに12月半ばを過ぎると落葉した樹が多くなりましたので、今日は樹齢三百年ほどの幹回り3mを優に超える大きなイチョウの樹皮に注目しました。始めは普段の通りに深い縦皺のある見慣れた樹肌が目に入ってきましたが、詳しく見ていると縦皺の断面には何層もの組織が重なって・この写真のような荒涼とした部分が見られ、ふとカナダ・アルバータ州バッドランドの光景を思い出しました(09年7月25日紹介)。植物の専門用語を借りると、樹皮とは内部の生きた木質部組織の外側に形成されたコルク層からなり・元々は死んだ組織の集まりでやがて剥がれ落ちてしまう、ということになるそうです。
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by atrees
| 2010-12-19 20:10
| 樹木
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