ガマズミの実 |
「鮮やかな 紅赤の実が 輝いて 辺りに漂う 秋の雰囲気」
ガマズミの実です、千葉・青葉の森公園にあった沢山の実を付ける2本の立派な樹が無くなって、この写真は千葉市緑化植物園で撮影したもので、鮮やかな紅赤に色付いて団体で光り元気一杯で秋らしい雰囲気を漂わせています(写真上)。実は長さ6㎜・最大部径4mmほどの先の尖った偏楕円体で、先端には花柱の痕が小さく黒く残っています(写真下)。実の中には果汁豊富な紅色の果肉があり鳥に好まれそうですが、食するにはまだ不都合があるのでしょうか・啄まれた形跡はなく成熟一歩手前のようです。いっぽう、葉の方も例年は葉脈周辺を残して空中に葉脈標本が出来る状態になるのですが、今年はまだ元気に活動している様子です。