ハンカチノキの花 |
「ハンカチが 白く大きく 成長し 役目果たして 花も見頃に」
ハンカチノキの花です、ハンカチのように見える主役は二個の総苞片で、その出始めは緑っぽく・そして葉脈状の筋模様がありますので、葉が変化したものと考えられています。花は雌雄同株で雄花と両性花がある単純な構成で、雄花は多数個の赤紫色の雄しべが集まり球形を形成し、写真の花は両性花で赤紫色の葯を持つ多数個の雄しべと1個の緑色の雌しべで構成されています(写真下)。今の花の状況は総苞片が白く大きくなってハンカチ状になり・風情を醸していますが、じつはこれが花を紫外線被害から守っているそん時になっているそうです。写真の花の雄しべは花糸を伸ばして葯はまだ開いていませんので、この時期が重要であると同時に花の見ごろでもあります(写真上)。