ムラサキシキブの冬芽 |
「芽吹きまで 少しの間をも 見逃さず 動き始める 意欲に驚く」
ムラサキシキブの冬芽です、昨秋にはこの姿になって周りの枝にある葉や実に隠れていたのが、今年になってそれらが落ちて目立ち始めました・上の写真は2011年1月のものです。小さな冬芽は高さ8mmほどの裸芽に短い柄が付いて、画面では左右に開く葉2個が外側にあり、前後に開く葉2個が中央に重なって見えています。裸芽ですから太い縦の主脈と斜めの側脈が誇示するように存在し、表面には短毛が密生しています。葉痕は半円形~ハート型を呈し、横長の維管束痕が1個あり・盛り上がっています。下の写真は2009年4月初めの姿で、亜麻色を呈したままの裸芽がこの段階でも動き始めることに驚きました。