イチョウの「たね」 |
「秋の日の 情緒豊かな 風習か 拾い集めて 珍味楽しむ」
イチョウの「たね」です、まだ緑色の葉に囲まれて今年も豊作の丸々と肥った「たね」が黄金色を帯びてきて、枝にはたわわに生った姿が見られます(写真上)。「たね」は成熟したようで落果が始まっており(写真下)、銀杏好きの方たちは堪らないでしょう。樹の周りで「たね」を拾う人の姿が絶えません、イチョウ酸と云うそうですが・あの外種皮の臭いには閉口します。グルメ鴉がこの「たね」を食さないのは不思議な事ですが・やはり臭いが気に入らないのでしょうか、だからこそ落ちてくるのを待って拾い集めて、焼いたり・蒸したりして珍味を楽しむことが出来るのでしょう。拾い集めて秋の情緒を楽しむという日本の風習がいつまでも残って欲しいものです。