アオギリとユリノキの葉 と実-1 |
「二種の樹を 比較するのは 悪趣味と 非難されるも 七癖現る」
アオギリとユリノキの葉と実です、前者はアオギリ科・アオギリ属に、後者はモクレン科・ユリノキ属の樹木です。前者の葉(写真上)は4月中旬に芽吹きを始め、6月には緑色の大きな葉に育ち・人の顔より大きく成長するのが特徴です。実(写真中・上)は二裂した葉の上方・両横に2個ずつ付いて成熟するのは11月・直径8mmほどの球体で、後者(写真中・下)の葉は4月下旬に芽吹いて、6月初旬には大きな緑色の葉に育ち・そして別称を半纏とも称され・黄葉するのは10月です。後者(写真下)の実は花の跡に6月頃から夏を経て成長して高さ8cm・最大部径2.5cmほどの円錐体に成長します。このように両者の葉は日本の葉の中ではベスト3に入るほどの大きさで、後者の葉は秋に美しく黄葉します。