ウケザキオオヤマレンゲの花 |
「気品ある 色鮮やかな 花に逢い 僅かな香り 楽しんだ朝」
千葉・青葉の森公園の荒久古墳の近くの雑木林に、ホウノキの花に似て花被片がホウノキのそれより少し小さく・幅が狭い清楚な花が上向きに咲いています。数年前に移植された樹で・銘板にはホオノキと書かれていますが、新宿御苑や千葉市緑化植物園にあるウケザキオオヤマレンゲの花とそっくりな感じです。灰白色の花被片を最大に拡げた時の直径は10㎝強・高さ6㎝ほどの気品を感じる美しい花です、ホオノキは花を見ずとも芳香を楽しめますが・そこまで強くはないようです。平たくて多数ある雄しべは花糸が赤く・葯は灰白色、すでに雄性期になっているので・その内側にある雌しべは緑青色で・これも多数が重なって円錐体を形成しています。