サンシュユの花 |
「花芽の中 群れ咲く花は 黄ひと色 雄しべ目を惹き わいわい騒ぐ」
サンシュユの花です、三寒四温が繰り返される中で・今日は満開になっていました(写真上)。一つの花序に20個ほどの花が開くと黄色一色で見分けるのも苦労するのですが、雄しべをぴんと伸ばした姿は元気そうでした。直径5mmほどの小さな球形だった花芽が開いて、小さな花は、花弁4個・雄しべ4個・雌しべ1個とその基部に花盤1個、で構成されています(写真下)。花芽の中の20個ほどの蕾は一斉に開花するのではなくて、よく視ると時間差があって蕾のままや花弁が半開き・平開したもの・反り返ったものがあります。花には花粉や蜜が豊富なので昆虫にも人気があり、今日もアブの仲間が訪れている姿が見られました。