ローズマリーの花 |
「冬枯れの 花の少ない この時期に 陽溜まり飾り 仄かに香り」
千葉・青葉の森公園・管理センター近くの生垣でハーブの一種ローズマリーが花を咲かせています、シソ科の常緑低木で芳香性があり・長い花期は10~5月に及びます。花は夏に咲くハマゴウに似ており、花冠は上下の唇に分かれて上唇は二裂・下唇は三裂し、下唇中央の裂片が大きくて・そこには昆虫を誘導する白と青色の美しい模様が並んでいます。目が慣れると2本の雄しべの先端の黒紫色の葯や、雌しべの先端の開脚V字状柱頭が目を惹きます。花径1㎝ほどの小さい花には仄かな香りがあり、白やピンク色の種類もあるそうです。葉は長さ3㎝ほどの細い革質で裏面には灰色の短毛が密生し、この点でもハマゴウに類似しています。