キンモクセイの花 |
「街角に 秋の香りが 漂って 出会い楽しむ 深黄色の花」
今年もキンモクセイが香り始めました、昨日までは蕾でしたが・今日は真新しい花を咲かせていました。花径5㎜弱の小さな深黄色の花冠は四深裂し・雄しべが2本あり、雌雄異株で日本には雄株しかないとされていましたが・本来は雌雄同株で雄花と両性花を咲かせる樹だそうで、日本では挿し木で増やしているので雄花を咲かせるクローンの樹ばかりになっているようです。芳香を発する花として一・二を競い、ジンチョウゲ・クチナシ・ロウバイ・ホウノキ等と並んでその馥郁とした香りを楽しむ人は多いと思います。この花の香りは本格的な秋の訪れを感じさせ、曲がり角では花の姿を見るより先に香りが届くのですから大したものです。