ハゼノキの実 |
「たわわな実 紅みを帯びた 葉で包み 最後の支度を 急ぐ雌の樹」
ハゼノキの雌株が昨年と同様に先月末から上の写真のように紅葉の兆しを見せており、葉は全体に薄緑色へと変化し・さらに主脈・側脈周辺が紅みを帯びる葉が増えてきました。円錐果序に沢山の実を育てている雌株は、早めに次の段階へと急いでいるものと思われます、ちなみに雄株の紅葉は例年11月になってからです。実は長さ10㎜・最大部幅8㎜・厚さ6㎜ほどの偏平な楕円体で、まだ薄緑色ですが成熟期は近付いているようです。面白いのは実の付き方で、下の写真のように・横長のバッグに例えると取っ手に当たる果柄を介して果序軸にがっちりと支えられている感じです。