ハンカチノキの実 |
「葉に紛れ 育ち盛りの 若い実が 枝に並んで 秋まで肥る」
今年もハンカチノキの実が豊作で順調に育っています、葉腋から果柄を長く伸ばして・元気な葉の陰にたくさんぶら下がっていますが、下から見上げる裏葉と同系の苗色を呈しているので目が慣れるまでなかなか見付かりません。実の大きさは長さ3.5㎝・最大部径2.5㎝ほどの楕円体で、成熟時に見られる皮目や縦方向の筋もまだ目立たないので、成熟するにはもう少し時間が必要なようです。実の上部に付いている球体は雄花が落ちた後の花托の部分で、まだ実の成長に関わっており、また、実の姿勢を支配しているようで・実は完全に下向きにならずある角度をもって傾いています。