フヨウの花 |
「夏の陽を 燦々と浴び 咲く花は 標を付けて 虫を呼び寄せ」
台風一過・夏が戻って今日は暑くて・千葉でも気温が36℃まで上がり、その暑い陽に照らされても負けずに・上の写真のようにフヨウは元気一杯にピンクと白の花を開いていました。五枚の花弁の中央の色がピンクの花は赤に・白い花は黄色に彩られた部分があり、この辺りに蜜があることを報せており、蜜を集めにやってきた蜂や甲虫の胴体は花粉で塗れていました。また、雌雄の蕊の花糸と花柱は下の写真のように癒合していて、雄しべはその周りに円筒状に拡がり・雌しべはさらに先へ突き出して先端の柱頭は五つの円盤に分かれて水平に並び、花の後に出来る実の中は五室に分かれています。