樹とセミ |
「時を掛け 育った幼虫 樹から出て 短い夏を 楽しんでゆく」
夏ですセミの啼き声が賑やかに聴こえてきます、アブラゼミ・ミンミンゼミ・ニイニイゼミ・クマゼミ・ヒグラシに混じって今日はツクツクホウシの啼き声を聴きました・もう秋を感じているのでしょう。そして公園の樹にはセミの脱殻が多数見られます、写真のは体長が2㎝強なのでアブラゼミのものでしょうか。雌セミが樹の幹に卵を埋め込んで7年ほど樹の中で過ごして、幼虫が地上で殻から抜け出して活動する期間は10日に満たないそうです。写真のセミの幼虫の羽に→を付していますが、地中から地上へ出て樹に登った幼虫は殻を脱いだ直後は羽がまだ小さくて・しばらく時間を掛けて羽を伸ばした後に飛べるようになります。