タブノキの「たね」 |
「枝先の 紅と緑も よく目立ち 転がる「たね」の 模様も負けぬ」
タブノキの「たね」です、長さ12㎜・幅10㎜・高さ8㎜ほどの偏楕円体で、種皮は平滑な香色の地に琥珀色の不思議な斑模様を付けています。この時期のタブノキの枝先には直径1.5㎝弱の深緑色の実が紅色の果柄の先について多数並んで目立っており、この実を好むカラス・ヒヨドリ・ムクドリが集まって大騒ぎしていたり・単独で潜んでいたりします。その下の地面には落とされた実の他に果皮・果肉が除去された状態の「たね」が混じっているのもよく見掛けます。今日の写真の「たね」は街路樹タブノキの傍らで見付けたもので、写真中央上部の模様が薄れているので・鳥の体内を通過してきたものと推定されます。
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