2017年 07月 01日
モクゲンジの花 |
「形よく 裾を広げた 大きな樹 黄金色した 花の雨降らす」
千葉市緑化植物園では樹高10m弱の形の良いモクゲンジの樹が満開を迎えており、上の写真のように黄金色の花で埋まった花序を多数付けた樹の姿はこの時期の名物になっています。花の実態はまだよく判っていないようで説は種々ありますが、雌雄同株・異花で雌雄の花があると考えられています。花径は1㎝ほどで、雄花は萼と花弁4枚とその基部に付属体が付き・雄しべが8本あり、雌花は萼と花弁4枚と退化した雄しべが8本あり・雌しべ1本を囲んでいます。下の写真には主に雄花が見られ・花弁基部にある紅い付属体が目を惹きます、そして花粉を放ち終えた雄花はさっさと散りますが・その姿をして「金色の雨を降らす樹」と表現するそうです。
by atrees
| 2017-07-01 19:23
| 樹木
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