2016年 05月 18日
エゴノキの花 |
「葉の陰の ほんのり明るい 空間に 新旧感もつ 花が並んで」
この時期に多い「白い花弁+黄色い雄しべ」の一つ・エゴノキの花は葉の下の総状花序で下向きに咲くので、樹の下へ入り込むと仄明るい空間で観察できます。白い花冠は天井からコードを介してぶら下がったアンティークな電燈の傘を思わせる形、対して10本ある雄しべは黄色い葯を長く突き出して・こちらは流行りのLED照明を想わせ、全体としてはハイブリッドな感じを抱かせます。花期は二週間ほどで、咲き終えた花は凋まずに花冠と雄しべがすぽっと抜け落ちて・樹の下は白く埋め尽くされ、花の跡には咢と白く細長い雌しべの花柱が残ります。花期の終わりになった今日の画像には、蕾が少しと花と花柱と咢が残る花の痕跡が混じっています。
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この時期に多い「白い花弁+黄色い雄しべ」の一つ・エゴノキの花は葉の下の総状花序で下向きに咲くので、樹の下へ入り込むと仄明るい空間で観察できます。白い花冠は天井からコードを介してぶら下がったアンティークな電燈の傘を思わせる形、対して10本ある雄しべは黄色い葯を長く突き出して・こちらは流行りのLED照明を想わせ、全体としてはハイブリッドな感じを抱かせます。花期は二週間ほどで、咲き終えた花は凋まずに花冠と雄しべがすぽっと抜け落ちて・樹の下は白く埋め尽くされ、花の跡には咢と白く細長い雌しべの花柱が残ります。花期の終わりになった今日の画像には、蕾が少しと花と花柱と咢が残る花の痕跡が混じっています。
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by atrees
| 2016-05-18 19:13
| 樹木
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