2016年 04月 27日
キリの花 |
「穏やかな 川面に映る 街並みを 眺めて開く 紫の花」
千葉市内を流れる都川のとある橋畔の民家の庭から川に向かってせり出しているキリの樹があり、大柄の円錐花序にびっしり付けた蕾が今日は数個が開花して川面に映って・フランスに居るような洒落た光景になっていました。例年、立夏の頃に満開を迎えるというこの花、今年は少し早めのようですが・毎年時期を違えない律儀さには感心させられます。先端が五裂した釣鐘型の花冠の外側は薄い紫色・内側は白っぽくて、花の長さは5㎝・先端径は3㎝ほどで、花冠の外面側には葉にあるのと同じ白い短毛が密生しています。花冠の入口には昆虫を内部へ導くU字状の誘導路上に雄しべを並べ、黄色の壁と黒の点線ガイドが施されて・奥の方に雌しべと花蜜を用意するという巧みな仕組みになっています。
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by atrees
| 2016-04-27 19:02
| 樹木
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