2014年 12月 05日
モミジバフウの実 |
「強風に 煽られ揺られて 出口から 「たね」が飛び出す この樹の工夫」
今年も見事だった紅葉を終えたモミジバフウはすっかり葉を落として、代わって実が存在感を主張しています。長い柄を介して枝にぶら下がる実の紅色も少し褪せてきて、もうすぐ冬色の褐色に変化していきます。実は朔果が多数集まった集合果で、多数の柱頭が刺状になっていて、写真のように今は柱頭の根元が開いたものと・まだ閉じた状態のが混じっているので、実はほぼ成熟しているのでしょう。成熟した実は柱頭の根元を開けて、強風に煽られ・揺すられるたびに「たね」を飛び出させるように工夫しています。長い柄を付けているのは実を強く揺すって「たね」を出口から飛び出させるためです、実をビニール袋に入れて振ってやると飛び出してきます。
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今年も見事だった紅葉を終えたモミジバフウはすっかり葉を落として、代わって実が存在感を主張しています。長い柄を介して枝にぶら下がる実の紅色も少し褪せてきて、もうすぐ冬色の褐色に変化していきます。実は朔果が多数集まった集合果で、多数の柱頭が刺状になっていて、写真のように今は柱頭の根元が開いたものと・まだ閉じた状態のが混じっているので、実はほぼ成熟しているのでしょう。成熟した実は柱頭の根元を開けて、強風に煽られ・揺すられるたびに「たね」を飛び出させるように工夫しています。長い柄を付けているのは実を強く揺すって「たね」を出口から飛び出させるためです、実をビニール袋に入れて振ってやると飛び出してきます。
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by atrees
| 2014-12-05 19:23
| 樹木
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