2012年 05月 28日
イヌマキの雌花 |
「目立たずに 小さな緑の 花開き いつしか実になり たねも育てる」
裸子食物のイヌマキの樹は雌雄別株で、10日ほど前からそれぞれに花の姿が見られるようになりました。といっても・これが花かという目立たないものでして、とくに雌花は1cmほどの柄の先に小さな包葉があり、その中の一つが伸びて花床となり・先端部に丸い胚珠を含んでいます。今の大きさは花床+胚珠で長さ10㎜弱の小さなもので、胚珠の部分は直径1㎜ほどの球形です。その胚珠に花粉が入りこむと丸く青白く膨らんで種子部を形成し、また花床に相当する基部は橙赤色の楕円状に大きく膨らんで・秋には「たね」と果床として目立つ存在になります。
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裸子食物のイヌマキの樹は雌雄別株で、10日ほど前からそれぞれに花の姿が見られるようになりました。といっても・これが花かという目立たないものでして、とくに雌花は1cmほどの柄の先に小さな包葉があり、その中の一つが伸びて花床となり・先端部に丸い胚珠を含んでいます。今の大きさは花床+胚珠で長さ10㎜弱の小さなもので、胚珠の部分は直径1㎜ほどの球形です。その胚珠に花粉が入りこむと丸く青白く膨らんで種子部を形成し、また花床に相当する基部は橙赤色の楕円状に大きく膨らんで・秋には「たね」と果床として目立つ存在になります。
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by atrees
| 2012-05-28 18:52
| 樹木
|
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