2011年 07月 28日
見事な団体行動 |
「滑らかな 曲線描く 実の中は 統率された 団体が居り」
ヒマラヤスギの大枝に並ぶ球果が浅緑色から部分的に灰赤色を帯びて成熟期を迎えています、球果の大きさは縦の長さが7cm・最大部径が5cmほどの卵型です。この球果はその中心にある軸の周りに扇状の種鱗が何層も重なりあって出来ており、いま見えているのは種鱗の側面です。
日本植物種子図鑑(東北大学出版会)によると、一つの球果には約140個の「たね」があり・一つの種鱗には2個の「たね」を含んでいるので、一つの球果に約70個の種鱗があって全体の形を形成していることになります。球果の外観はどこから見ても滑らかな曲線を描いていますので、一つ一つの種鱗の成長が何処かで統率されているのだと思われますが・その団体行動はお見事の一言ですね!
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ヒマラヤスギの大枝に並ぶ球果が浅緑色から部分的に灰赤色を帯びて成熟期を迎えています、球果の大きさは縦の長さが7cm・最大部径が5cmほどの卵型です。この球果はその中心にある軸の周りに扇状の種鱗が何層も重なりあって出来ており、いま見えているのは種鱗の側面です。
日本植物種子図鑑(東北大学出版会)によると、一つの球果には約140個の「たね」があり・一つの種鱗には2個の「たね」を含んでいるので、一つの球果に約70個の種鱗があって全体の形を形成していることになります。球果の外観はどこから見ても滑らかな曲線を描いていますので、一つ一つの種鱗の成長が何処かで統率されているのだと思われますが・その団体行動はお見事の一言ですね!
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by atrees
| 2011-07-28 16:18
| 樹木
|
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