2011年 06月 07日
雄しべが主役-2 |
「出る前は ぐるぐる巻かれて 球の中 長さ揃えて 赤く見栄切る」
ブラシノキが一週間ほど前から開花を始めています、この樹はオーストラリア原産で学名のカリステモン(Callistemon)はギリシャ語で「美しい雄しべ」という意味があるそうです。
花の構成は、緑の萼筒・緑の花弁5枚・赤い花糸と黄色の葯をもつ雄しべが約30本・同じく赤い花柱の雌しべ、からなっています。雌雄の蕊は小さな蕾の中で丸まっていますが、まず雌しべが伸び出し・続いて雄しべが互いに絡むことなくピンと伸びてきます。この雄しべ達はまるで「直線状に伸びる」という形状記憶DNAを持っているようで、また、花序全体が試験管を洗うブラシのように見えるのも面白く・長さが揃っていて品質管理も抜群です。
←ブログ村ランキングに参加しております、よろしければクリックして下さい
ブラシノキが一週間ほど前から開花を始めています、この樹はオーストラリア原産で学名のカリステモン(Callistemon)はギリシャ語で「美しい雄しべ」という意味があるそうです。
花の構成は、緑の萼筒・緑の花弁5枚・赤い花糸と黄色の葯をもつ雄しべが約30本・同じく赤い花柱の雌しべ、からなっています。雌雄の蕊は小さな蕾の中で丸まっていますが、まず雌しべが伸び出し・続いて雄しべが互いに絡むことなくピンと伸びてきます。この雄しべ達はまるで「直線状に伸びる」という形状記憶DNAを持っているようで、また、花序全体が試験管を洗うブラシのように見えるのも面白く・長さが揃っていて品質管理も抜群です。
←ブログ村ランキングに参加しております、よろしければクリックして下さい
by atrees
| 2011-06-07 14:23
| 樹木
|
Comments(0)