2010年 12月 14日
モミジバフウの実と「たね」 |
「樹によりて たね撒く術は 変わりおり 口を開いて 風に揺られて」
今朝も冷たい雨が降りしきっていましたので、先日撮影したモミジバフウの実と「たね」を紹介します。この樹の雌花は雌しべのみからなる花が多数球状に集まったもので、一つの花には二つの柱頭と一つの子房があり・子房は二室に分かれています。
そして実は朔果が多数集まって写真のような直径4cmほどの球状の集合果を形成します、一つの朔果の先端には対になった柱頭が刺状になって残っており・今はその二つの柱頭の根元が丸く開いた状態なので、実は成熟して中から左下画像のような翼付きの「たね」を飛び出させている最中です。この実は非常に堅い木質状で鋭い刺がありますので、二つ割りにして内部の状況を調べるのが困難です、「たね」はこの実2,3個をビニール袋に入れて振ってやると飛び出してきます。
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今朝も冷たい雨が降りしきっていましたので、先日撮影したモミジバフウの実と「たね」を紹介します。この樹の雌花は雌しべのみからなる花が多数球状に集まったもので、一つの花には二つの柱頭と一つの子房があり・子房は二室に分かれています。
そして実は朔果が多数集まって写真のような直径4cmほどの球状の集合果を形成します、一つの朔果の先端には対になった柱頭が刺状になって残っており・今はその二つの柱頭の根元が丸く開いた状態なので、実は成熟して中から左下画像のような翼付きの「たね」を飛び出させている最中です。この実は非常に堅い木質状で鋭い刺がありますので、二つ割りにして内部の状況を調べるのが困難です、「たね」はこの実2,3個をビニール袋に入れて振ってやると飛び出してきます。
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by atrees
| 2010-12-14 19:50
| 樹木
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