2010年 08月 14日
イヌシデの葉と実 |
「ぶら下がる 実をよく見れば 果を包む 変形した葉が 飛ぶ秋を待つ」
イヌシデの樹が集合した実を四手のようにぶら下げており、よく見ると実は歪な葉の形をした果苞の先端に堅果を付けています。果苞の一部を拡大観察して写真右上に示していますが、葉と同じように苞脈を持ち網目状の細脈は葉のそれとほぼ同じで、また、片側のみですが鋸歯を持ち・これも葉の鋸歯と同じ形を呈しています。
本物の葉を拡大した画像を右下に示しており、果苞は葉が変形したものであることを窺わせます。そしてこの果苞は秋に堅果が熟す頃には固い枯葉状の翼となって、風に乗って「たね」を運ぶ役目を負います。
←ブログ村ランキングに参加しております、よろしければクリックして下さい
イヌシデの樹が集合した実を四手のようにぶら下げており、よく見ると実は歪な葉の形をした果苞の先端に堅果を付けています。果苞の一部を拡大観察して写真右上に示していますが、葉と同じように苞脈を持ち網目状の細脈は葉のそれとほぼ同じで、また、片側のみですが鋸歯を持ち・これも葉の鋸歯と同じ形を呈しています。
本物の葉を拡大した画像を右下に示しており、果苞は葉が変形したものであることを窺わせます。そしてこの果苞は秋に堅果が熟す頃には固い枯葉状の翼となって、風に乗って「たね」を運ぶ役目を負います。
←ブログ村ランキングに参加しております、よろしければクリックして下さい
by atrees
| 2010-08-14 19:54
| 樹木
|
Comments(0)