大盃の花 |
「枝飾る 蕾膨らみ 赤み増し お洒落な花が 静々開く」
梅の開花は依然として進みませんが、この2,3日は寒さが緩んで・千葉・青葉の森公園のはらっぱの梅園では大盃がようやく数輪が開き始めました。50本ほどある大盃の樹の蕾は赤く膨らんで・遠目には枝先が赤みを帯びていますが、この先の寒さを案じてか様子見をしている樹が多くて慎重に構えているようです。この公園の梅園では竜峡小梅・八重寒紅の開花が進んで五分咲きほどになり、甲州最小・新冬至・大盃・唐梅・玉牡丹・鶯宿がスタンバイしています。今日の梅は控えめに開き始めた大盃の花です、3系9性に分類される中の緋梅系・紅梅性に属する一重咲きの花で長いしべが特徴的で、とくに雄しべは花糸が赤く・葯が黄色のお洒落な牡丹色の花です。