ウスバカゲロウの卵 |
「対象が 実から卵へ 移行して 樹の付合いの 広さを想う」
サンゴジュの実が、上の写真のようにいよいよ鮮やかな赤色が目立つようになってきました。実は長さ7㎜・最大部径5㎜の楕円体で、これ以上は大きくならず・色は紅みを増して深紅に変わっていきます。このサンゴジュの実を撮影した中に上の写真の中央付近に異様なものが写っていて、下の写真に示した昨夏イロハモミジの実で見たものと似ていました。スルー出来ないのでネットで調べたところ・ウスバカゲロウの卵が産み付けられた状況が近いかと想像しています。イロハモミジの「たね」部長さは2㎜強でしたので、楕円体の卵は長さ1㎜弱で・卵柄が翼の一部に固定され・細い糸2本で葉に繋がれているという細かな配慮もされていました。